尿潜血

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風邪で病院を受診した時に、必ずといっていいほど尿検査を薦められます。
会社の健康診断でも基本的にセットになっています。

尿潜血が陽性になる割合は男性より女性の方が多く、年齢が高くなるにつれて陽性になる割合が高くなります。
血尿といっても、肉眼で見えない場合がありますので、やはり定期的な検査は大切です。

尿潜血陽性を示す病気
腎炎
腎結石、腎腫瘍、遊走腎、腎外傷、のう胞腎など
尿管結石、尿管腫瘍など
膀胱炎、膀胱結石、膀胱腫瘍など
前立腺炎、前立腺がん、尿道炎など
白血病、溶血性貧血、心筋梗塞、など

病気とは言えない「尿潜血」もあります。
激しい運動後や発熱・過労による血尿や、女性の場合は、性器からの分泌物に白血球等が含まれるため、
尿検査で潜血反応が出てしまうこともあるそうです。
このことから「尿検査では出始めの尿は捨てて下さい」と言われます。

あと、痩せている人に多いのが、椅子に座った時に、腎臓が下にひっぱられて負担がかかり、
細い血管から出血する事があるそうです。(全く痛くない事もあります)
脂肪に囲まれていないと、腎臓がある程度自由に動くスペースがあるので、腎臓はゆらゆら揺れています。
超音波検査(エコー)で確認できます。
腎臓が約10cm以上下垂するような状態は「遊走腎」になります

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