結石の種類

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結石はその成分によって色や形が様々です。
結石の大きさや種類に応じて、治療法が異なります。

シュウ酸カルシウム結石

蓚酸カルシウム結石(シュウ酸カルシウム結石)は、結石でもっとも多く、8割はシュウ酸カルシウム結石です。
結石の表面がギザギザになっていて、小さくても尿管に詰まりやすく、詰まると、せん痛発作(冷や汗が出るほどの激痛)を起こします。

リン酸カルシウム結石

シュウ酸カルシウム結石と混合していることが多く、尿がアルカリ性になったときに出来やすいといわれています。

リン酸マグネシウムアンモニウム結石

この結石は尿路に細菌が繁殖する尿路感染が原因で起こります。
いったんこの結石ができると、石が細菌を増やし、石がどんどん大きくなります。
尿を酸性化すると、結石を溶解出来るといわれています。

尿酸結石

痛風や高尿酸尿症の人にできやすい結石で尿が酸性になったときにできやすいといわれています。

シスチン結石

遺伝的な異常が原因で起こり、硬くて体外衝撃波などで破砕しにくいのが特徴です。
これも尿をアルカリ性にすることで溶かすことが可能です。
水分摂取量を増やすことが大事で、尿のシスチン濃度を低く抑えるために、毎日約4リットルの尿を出すのが望ましいといわれています。

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